あまりおすすめしない途上国への移住
HINDHIです。
リタイア後の海外移住を希望している方と話す機会があるのですが、思いの外、良く聞くのが、
発展途上国に移住して成長を感じたい
というものです。
確かに、建設ラッシュなど、発展の勢いを感じる事は出来るでしょう。
ただし、一方、生活の場と捉えるとどうか?
基本的に経済成長している国は経済最優先で、環境対策は二の次が多いものです。
排気ガス、水質汚染などは現代日本では考えられないレベルです。
次に道路渋滞の酷さ。
マニラやセブシティの渋滞の酷さは、住んでみたら地獄レベルです。
メトロマニラで朝夕、5キロをタクシーで1時間以上は、普通です。
最後に、物価上昇。
経済成長している、という事は物価も上がります。日本では20年経験していないインフレです。
年金生活の方が物価上昇する国で暮らすのは、精神的にもストレスになります。
仮に、移住してから、現地でビジネスも考えているなら、成長国の選択はありですが、そうでないなら、冷静に考えた方が賢明と思います。