買い叩き屋が出て来ました
HINDHIです。
フィリピン不動産にとっては、中国人のVISA発給規制に加え、新型コロナウイルスが追い打ちとなり、今は厳しい状況となっているのですが、予想通り、日本人悪徳業者が、狼狽売りを誘うようなトークを始めています。
まともな分析もせず、中国人がいなくなったからフィリピン経済は終わりだ、というトーンで、フィリピンにも全く来る事なく、買い叩き屋の口車に乗ってしまう日本人投資家が今後も出てくると思うと、悲しい気持ちになります。
1例を挙げれば、マカティのある物件は、数年前、全般的な市況と先行きは決して悪くなかったのにも関わらず、日本人オーナーが狼狽売りをして、悪徳業者を儲けさせる結果となりました。
あの時に売ってしまった人は、その後の物件の需給状態を知ったら、後悔してもしきれない心境になったでしょう。
日本人に販売される海外不動産の中には、実需の無いいわゆる原野商法みたいなものは別として、一定の需要があるものは、暗号通貨みたいな、ごく短期間で激しい値動き、暴落することは非常に稀です。
こういう時には、他人をパニックに陥れて、あり得ない安値で買い叩くという、金銭的利益に加え、人を騙して快感を覚えるサイコパスの出番となるのですが、くれぐれも冷静な判断をして頂きたいものです。