雨期のマニラと通勤地獄
HINDHIです。
4月と5月の酷暑から雨期に移行しているマニラですが、日頃から酷いのが通勤地獄、渋滞です。
マカティなどマニラ中心部に働きに来る社員の大半がバスやUVという乗り合いバンで通勤して来るのですが、片道2時間以上というのがザラです。
距離的には10km程度でも2時間とか掛かるのですから、まさに通勤地獄です。
日本の高度成長期でもこれほど酷くは無かったと思います。
ですから、会社に出てきたら、すでに疲れてしまっているし、家で朝食なんか取る余裕がありませんから、会社でパンなどをかじって仕事に取りかかる、となるのですが、すでに疲労が顔に出ている社員もいます。
ケソン シティからBGCを経て、空港を結ぶ地下鉄に日本が資金援助して着工というニュースは見ましたが、完成はまだ先ですし、完成後も今の状況が抜本的に改善されるとは思いません。むしろ、経済成長によりマイカーがさらに増えて、渋滞が悪化する可能性の方が高いとさえ予想しています。
なんか、いつも陽気なフィリピンの人、という画一的な見方がされがちですが、実際は、毎月の給料のために大変な苦労をしていることは理解する必要があります。