売却前、最低限チェックすべき事
HINDHIです。
最近、複数の方から報告を受けているのですが、某日本人らしい?業者が、しきりと、物件のネガティブな話をして、自分は投資家ですが、全て売り切りに成功しましたが、もう、買い手はいないでしょうね、みたいな話をしているというのです。
これは、明らかに、海外情報に疎い日本人には効果的?なトークですが、以前にも書きましたが、こういう業者と付き合っては絶対にいけません。
仲介のコミッションで会社運営しています!と明言してくれる会社の方が、遥かに信用できます。
さらに、、、
売却を依頼する前に、最低限、確認して頂きたい事があります。
代表者、担当者が本名を明示しているか?
偽名だか、なんだか、わかりませんが、本名を名乗れないのは、理由があるから、です。ネット検索したら、あらら、こんな人だったんだー、などなど。
自分はこれが本名だとか強弁する場合もありますが、要は、パスポート見せてください。これだけの事です。
明示している住所にオフィスが実在して、稼働している
売却を頼むなら、まずは、アポ無しでその会社を訪ねましょう。
行ってみたら、何もなかった、あるいは、以前はあったけど、退去、なんて事もありがち、です。会社のウェブサイトに書かれているのは、マカティなど、日本人でもわかる地名ですが、全くの嘘だったりします。
高額な不動産売却を依頼するのに、メールだけで信用するのは危険極まり無いことです。
あとは、主要社員、特に日本人社員の定着度、在籍期間、人数です。
入れ替わりが激しい会社は、問題を抱えている事が多いのですし、日本人がひとりしかいない、というのは、その人から辞めたら最後、全く連絡が取れなくなる恐れがあります。また、何より、会社としての体をなし得ていません。突然、交通事故で仕事出来なくなる事だってある訳ですから。
これ、いずれも、日本の不動産取引なら、当たり前なんですが、なぜか海外になると、口が上手いペテン師に騙されてしまう日本人が減らないのが残念です。