騙されて安く買い叩かれた場合のリカバリー策
HINDHIです。
今頃、ちょうど、買い叩きの輩が、日本人投資家の不安心理に付け込んで、フィリピン不動産は終わった、没収通知が出ている、名義書換期限が終わる、等と煽っていますが、ひとえに、自分が買い取りたいだけのトークです。
本来、お客さんの物件を預かり運用する業者であれば、中長期的な目線で、悪い時にでも物件価値が上がるための活動をするものですが、この類の輩はネガティブ情報を流すだけ。
それで、数年前に、この輩にのっかってしまい、最近になって騙されていたと気づいた人から報告を受けましたが、その人はフィリピンで弁護士を雇い、法的なアクションを着々と準備しているそうです。
今までサインした書類も、せいぜい、獏とした定義の委任状だけで、それだけで、売却などの重要手続きを勝手に行う事は出来ず、可能になるとすれば、サイン偽造だ、との事。
私のところにも複数の方から相談が来ていますが、焦らないで良いので、じっくり詰めて行きましょう、と話しています。
これは想像の世界になりますが、売り手に10万円くらいだけ払って、一応、入手した事になっている物件を、既に中国人に売ってしまい現金を受け取った。
その数年後、重要書類へのサインが必要となっても、売り手が拒否。
それを知った中国人が、業者に返金要求。
このような事態が起こる可能性はあると思っています。
詐欺の立証は難しくても、フィリピンで不動産仲介を営む業者であれば、このようなトラブル自体が不味い事です。
私が、売却はしっかりした、身元が明らかな業者に依頼しましょう、と重ねて言っているのは、こういう事があるからです。