嘘をついてもバレないとタカをくくっている悪徳日本人業者
日本人のお客さんにはどうせバレないから、と嘘をつく悪徳日本人業者は残念ながら居ます(もちろん、真っ当な業者さんだっていますから、自分が書いているのは、ごく一部です)。
これが日本だったら、まずはないと思います。
なぜなら、マンションの販売会社とか管理会社に直接、日本語で質問出来るからです。
わざわざ、間にブローカーを挟んでやりとりする物件オーナーはいないでしょう。
ところが、フィリピン不動産となりますと、販売会社、管理組合とも、余程の事が無い限り日本語は通じなくて英語となります。
英語が極めて苦手な日本人。
悪徳日本人業者はここに目をつけました。
どうせ、販売会社、デベロッパー、管理組合に直接連絡することはないから、適当な嘘をついてもばれないだろう、と。
それで、悪徳日本人業者は、まだ鍵が出ていないから賃貸に出せない、とか、小切手が不渡りになって貴方の物件はもうすぐ没収になります、とか、管理費の未納が膨大な金額です、ペナルティが膨大な金額になっています、といった嘘の情報を日本の物件オーナーに伝えて、そこから法外な利益を得ようとするのです。
もちろん、中には、英語が出来て、かつ、こういった悪徳日本人業者の怪しさに気づく日本人オーナーもいます。
こういう人は、直接、販売会社などにメールでも電話でも出来ますから、その結果、この日本人が悪徳業者だったことに気づき、取引を止めています。
でも、仮にこういったオーナーが悪徳業者に対して反省を促すようなアクションを起こしたとしても、おそらく効果はないでしょう。
なぜなら、こういった悪徳な輩には、罪の意識といったもの、私たちと同じ善悪の意識、基準など、全くもち合わせていませんので、話しが通じ合うこともないのです。
バレたら、次のカモを探せばいいや、位の意識しかないのだろうと思います。