ワンオペ牛丼屋などありえないフィリピン
HINDHIです。
たまに日本に一時帰国した時、無性に食べたくなるのが牛丼(笑)です。
フィリピンにも吉野家はありますが、あくまで、YOSHINOYA、なんです。全く違う、、、
ということで、日本滞在中は必ず牛丼チェーンに行きますね。特に朝食時。
それで、フィリピン慣れしてしまった私が驚くのが、今でも早朝などの暇な時間帯はワンオペされていることです。
注文取り、調理、配膳、会計、下膳、清掃、これを全て一人行なっている、、、
これがもしフィリピンだったら、それぞれ、ひとりづつ配置しますから、6人は店内にいる、ということになります。
フィリピンに投資を薦めている日本人業者が宣伝することのひとつに、フィリピンの人件費の低さがありますが、肝心な事実が抜けています。
生産性がまるで違うのです。
日本のような労働密度で働かせるのは極めて大変だと認識する必要があります。
日本人的感覚では、暇な時間に色んな仕事をやってもらおう、と考えますが、これはフィリピンのワーカーレベルに当てはめるのはムリです。
だから、メイドでも、清掃担当、洗濯担当、料理担当という風に何人も抱えているホストが多いのです。
ですから、人件費が安いから低コストで事業運営できると安易に考えるのは絶対にお勧めしません。
むしろ、レベル高い人を雇って、さらに、相場より少し高めの給料を渡して、良い働きをしてくれたらさらに高給で報いるようなやり方の方が上手くいくのでは、と経験からは感じています。
最低賃金のワーカーレベルと異なり、トップレベルの大学卒業者で職務経歴も良い人であれば、逆に、驚くほどパフォーマンスが良い場合もあるものです。
フィリピンはなかなか奥が深いですね 笑