フィリピン不動産投資の適格者は5%未満?
HINDHIです。
投資適格者という言葉がありますが、今回は本来の意味とは違いますが、
”フィリピン不動産投資をしても問題がない日本人投資家”
という観点で考えてみたいと思います。
資産規模は今回は外します。
私自身、これまで、多数の日本人投資家のサポートをしてきましたが、フィリピン不動産を購入した方の内、マニラやセブなど現地訪問回数がゼロという人が居ることに驚かされます。
東京在住の不動産投資家が千葉のアパートを買ったら、必ず見に行くと思うのですが、海外で遠くなるからか、あるいは、現地に行っても言葉の問題で有効なコミュニケーションが出来ないからと諦めの境地なのか、理由は色々あるかと思いますが、とにかく、フィリピンに来ない投資家が多いことには驚くばかりです。
フィリピンに来ないから入手出来る情報は、元々の販売会社から、位です。
まずは圧倒的な情報不足なので、仮に悪徳業者に騙されていたとしても、気づくこともできません。フィリピンなんで、こんなもんです、と言われて、そのまま信じてしまう。
内装や家具のコストも言われたままで、相見積もりなんて取らない。
家賃も相場が判らないから、言われたまま。
こういった人がどれだけ多い事か!
一方、私が”適格者”と定義している人がどうしているのか?
1年に数回はフィリピンに訪れ、自分の物件のチェックや管理会社などの関係先に訪問しています。自ら情報を取りに行っています。
マニラでもセブでも、3ヶ月離れていると、街角のお店やレストランなど、かなり変貌していて驚かされます。発展途上国ならでは、です。
また、管理会社のサービス水準だって、次第に上がって行くことが多いものです。
競争に晒されていくわけですし、例えば新築物件であれば、扱いユニットが多くなれば、管理手数料も下がることが多いものです。
”適格”投資家は、こういった事も理解しているので、管理会社の定期訪問の際には、手抜かり無く交渉するものです。
こうやって、地道に、でも着実に収支改善していく努力が求められるのは海外不動産でも国内でも全く変わりないと思います。
こういった事が面倒であれば、やらない方がいいと個人的には感じています。