フィリピン不動産投資家を救済するブログ

フィリピン不動産で騙された、被害にあっている人を救済します

私自身が開拓した、良心的なフィリピンの不動産業者と日本人のアドバイザーを紹介可能です。物件を購入したものの、引き渡しをどうすればできるのかわからない、賃貸が付かない、家賃が低すぎる、売却したい。相場が判らない、など何でもご相談はお気軽に! SRRVやクオータ等、ヴィザの更新や解約。さらに銀行口座に関するサポートもやっています。

そもそも、日本人には海外不動産投資が向かない理由 その2

hindhiです。

前回記事では、英語が出来ないなら、フィリピン不動産投資などおやめなさい、と書きましたが、今回は理由の2つめ、です。

 

それは、

 

日本とあまりに違う商慣習、常識のフィリピンだから

 

ということです。

 

自分自身、世界40カ国以上は旅をしてきましたが、日本人ほど真面目で、何でもきっちりしていて、ちゃんと約束を守る国民というのは、他にないと思います。

新幹線が5分以内に運行しているのに遅れない。あと、東京駅の清掃風景が有名ですが、外国人の撮影スポットになる位です。自分も見た事がありますが、外国人からしたら、あれはとんでもないアーティスト、です。おそろしく迅速に、かつ、丁寧に清掃をして、終わったらスタッフ全員でホームの乗客に挨拶する(余談ですが、フィリピンでは清掃スタッフというのは社会的地位は低いとされているので、とても誇りを持って働ける職種という認識ではないのですが、東京駅とか羽田空港のスタッフさんの表情はイキイキとしていて素晴らしいですね。これは日本が世界に誇れる凄さだと思っています)。

 

こういう日本で生活をしていて、そして、日本で新築マンションを買ったとしましょう。殆どの場合において、販売時点の説明通り引き渡しとなり、家具の搬入も綿密に組まれたスケジュール通りに進むものと思います。

 

ところが、フィリピンでは、全く日本の常識は通用しません。

完成、引き渡しが遅れるというのは日常茶飯事ですし、遅れてもまともな説明とか謝罪なんて無し。仕事に対する考え方や責任感が全く異なるのです。

 

問い合わせのMailをしても返信ないことが、ままあります。

 

あとは、権利証(CCTといいます)が発行されるのも、日本のようにすぐにではなく、やたらと時間が掛かることがあります。

 

さらに、未払いの代金があっても、販売会社側からはなんの音沙汰もないまま、待っていても全くなしのつぶてなんで聞いてみたら、残金がたった1万円程度だけど残っていなかったから引き渡しに進んでいません、といった答えが平然と返って来る、などなど。   

 

これはあくまで、詐欺とかデベロッパーの破綻ではなくて、ごく普通の日常風景といったところですが、果たして、こういった事態にストレスを感じないで順応できる日本在住の方はどれほどいるでしょうか?

 

皆無でしょうね、、、、

 

こういう事情があるから、海外不動産、とりわけ、フィリピン不動産を安易におすすめすることは出来ないのです。