サブリースを悪用して日本人オーナーを騙す、悪徳日本人業者
家賃を低くオーナーに申告して、実際の金額との差額を懐に入れる、悪徳日本人業者が利用するのが、サブリースです。
日本でも家賃保証をうたう会社のサブリースが問題になっていますが、日本と異なるのは、家賃保証ではなく、そもそも、聞かされる家賃が法外に低いのが、こういった悪徳日本人業者が行っているサブリースなのです。
サブリースの場合、賃貸契約書は2つ巻かれます。
ひとつは、オーナーと賃貸管理会社。
もうひとつは、賃貸管理会社とテナント、です。
実際の本当の家賃が書かれているのは、テナントとの契約書の方で、基本、サブリース契約の場合、オーナーは実際にいくらで入居しているのかは判りません。
賃貸管理会社が言った数字を信じる以外はないのです。
ここに目をつけた悪徳日本人業者が、オーナーに対して、嘘の家賃を伝えています。
本当は4万ペソなのに、2万5千ペソです、と嘘をつく。テナントとの契約書は見せる必要がないから、ということで、何の証拠も出してきません。
未だにこんなものなんだろう、と言われたままで言いなりになっている日本人オーナーが沢山いるようですが、それでも、次第に、これはおかしいぞ! 詐欺なのでは?と、気づいた人も最近になって出てきていますね。